創始者リタ・マリー・ジョンソンから日本の皆さんへ(2017年2月)


ここにいる日本の友人たちと、日本人が経験している大切なニーズについて話していました。日本でもアメリカと同じように、本当のニーズを明確に知らない結果、悲劇的な手段を使ってしまうような「つながりがない」症状がたくさんあることを私は知っています。

コネクション・プラクティスを使うことにより、私たちの内なる世界にもっと継続的につながることできるようになり、ネガティブな感情を効果的に手放し、自分と相手に対する共感や思いやりにアクセスできます。コネクション・プラクティスは自分自身につながることで、人生を豊かにするのを助け、また他の人々の人生にも貢献でき、ハートとハートで他者とつながることにより、相手も理解されたと感じ、すべての人のニーズを満たす方法を共に見つけられるのです。

グループの中で、すべての人のニーズが保持され、すべての人が大切にされ、話すことができ、聞いてもらえる、と知っていることは、大きな安心感をもたらします。ニーズを声に出し、互いを真に聴き合うことを学ぶ中で、これらのニーズを満たす創造的な方法が生まれます。

コネクション・プラクティスでは、まず感情とニーズの言葉を学び、私たちの感情とニーズを明確にする方法を学びます。それは共感や思いやりに達する重要な部分です。それだけではなく、コネクション・プラクティスにはハート(心と心臓)の、平和で創造的なところに達する素晴らしい方法もあります。希望を失った時や前に進めない時などに、そのハートの創造的な場で私たちのニーズにいたる答えを見つけることができます。私たちが感情とニーズによってつながり、それから私たちが「ハート・脳コヒーランス」と呼ぶ状態に到達すると、突如として創造的な解答、知的な答え、前に進む道などがハートの内側から聴こえてくるのです。私はそれらの「答え」が来ることに、毎回驚かされます。

最近、私はある若者とワークをしたのですが、彼は自殺願望のあるティーンの友人を助けたいと思っていました。ワークをする中で、まず彼の感情とニーズに名前をつけることを手助けしました。そして、友人の感情とニーズを推測するのを手助けしました。それから、この若者はハート・脳コヒーランスの状態になり、このティーンエイジャーを助けるための創造的な回答をハートに聞きました。その解答は「本物のインベストメント(投資)」でした。「本物の投資って、何の意味?」と私は尋ねました。彼は答えました。「僕の友達は世界の全てが作り物ばかりで、リアルに感じることを見つけることがとても難しくなってしまったことにすごく落ち込んでいるんだ。それで自分のハートに、友人が生き続ける意思を見つけるために何が必要か聞いたら、本物の愛の投資が必要だと。彼には、僕が彼とつながるという本物の投資が必要だ」と言ったのです。

私は、この若者が友人が自殺をしないように元気付ける答えを自分のハートの内に見つけたことに感動しました。私にとっては、今まさに、このことこそ、この世界全てにおいて必要とされていることだと思うのです。私たちには、本物のつながりの投資が必要なのです。私たちは共感することによって、自分自身を愛することと、互いを愛し合うことを学び、そしてハートの中に入りこんで、前進するための洞察を得ることができるのです。

私は、日本人の皆さんが希望と、強い生きる意志を見つけ、十全に生き、互いの人生を豊かにし、不必要な苦しみをなくすために、日本においてコネクション・プラクティスが急速に広がり続けることを願っています。

翻訳協力:きくちゆみ・高橋真澄・野沢綾子・森田玄