No,39「私たちが本当に “つながる” ために」

2019年3月10日発行

三寒四温、寒くなったり、温かかったりのこの季節。

「年度末で忙しい!」のに、「やたら眠い!!」という方も多いのではないでしょうか?

そんな中、今日、京都では、7月7日に開催されるラスールジャパンの設立記念シンポジウムにむけた「予祝会」が開催されます。

【予祝(よしゅく)】とは、元来、 豊作や多産を祈って,一年間の農作業や秋の豊作を模擬実演する呪術行事だそうです。

農耕儀礼の一つとして〈予祝行事〉が行われることが多く、 あらかじめ期待する結果を模擬的に表現すると、そのとおりの結果が得られるという俗信にもとづいて行われる前祝のことだそうです。

お花見や、盆踊りも、そのお祝いのひとつだったのではないかと言われています。

 そんな「予祝会」

きっと、素晴らしいひと時になるのではないかと思います。

さて、今回は、新しく代表理事に就任されたヒロさんことラスールの河田博成さんにインタビューをします。

代表理事就任の意気込みを聞いたはずなのですが……

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<代表理事 河田 博成 インタビュー>

「私たちが本当に “つながる” ために」

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「真由美さん、頭に意識を置いて喋るのと、ハートに意識を置いて喋るのと、腹と、やってみてください」

「頭に意識を置くと……早口になるね~」

「ハートは?」「うん、落ち着く」

「腹は……あっ。私、子どもを叱るとき、コレだわ!(笑)」

「覚悟を決めたって感じですね?」

と、体感覚を意識しながら、「言葉」のその先にある「思い(ニーズ)」にフォーカスしながら、丁寧に言葉を重ねていった河田博成さん(以下、ヒロさん)とのインタビュー。

ヒロさんは、ハートにつながりながら、ゆっくりとした口調で今回の代表理事就任に対する思いを語ってくれた。

当初、私は、ヒロさんから、代表理事になった意気込みや、「どんな代表理事になりたいか」などを聞こうと思っていた。

けれど、そこにいたのは、 代表理事としてのヒロさんではなく ヒロさんそのもので、 代表理事という役割をその手に持っているというような不思議な感じだった。

それをヒロさんは
「ありのままの自分で、ただそこに代表理事って名前がのっかっている」と表現していたけれど、
まさに、その言葉のまま何の気負いもなく、けれども、情熱や確かな思いが在るのはわかる。
そういう空気感をまとっていた。

さて、今回の理事選任にあたっては、オンラインコミュニティ上で、ラスール全員に意見を求め、立候補や推薦を募り、時間をかけて、最終的な選任に至った。

ラスールジャパンには、日本国内外に40名のラスールがいて、「つながりのスキル」であるコネクション・プラクティス(以下、コネプラ)を伝えるという共通の志を持ち、それぞれの地域で活動している。

コネプラの根幹、核とも言える
「つながり」

では、それが、一体どういうものを指し示すの?

見ている景色、感じていること、その裏にあるそれぞれのニーズは?

その答えが、十人十色であることは明白だ。

もちろん、「つながり」と聞いて、それぞれが具体的にイメージするものが異なるのは当然のこと。

しかし、ヒロさんは、全てのラスールが本当の意味で「自分/人とつながること」がどんなものであるのかを体験してほしいと思っている。

TOC(Theory Of Constraints)という経営理論を学ぶヒロさんは

「優れた組織、発展していく組織は、自分達のビジョンがあって、そのビジョンを達成することに全精力を傾け、集中している。

だから、やっていることとビジョンの適合性は判断するが、それ以外のところは、あまりに気にせず進めていく。
しかし、結果的に財務的な成長がついてくる」

という考え方は、ラスールジャパンという組織にはフィットしやすいと言う。

つまり、「つながり」ということを、各ラスールが、実感を伴ってビジョンとして抱いていられれば、ラスールジャパンとしては、あとは、各々の頑張りをサポートするだけでいいということだ。

様々な経営理論も学ぶヒロさんは、ジェームズ・C・コリンズとジェリー・I・ポラスが率いるチームによる著書「ビジョナリーカンパニーに書かれた『優れた組織、発展し続ける組織は自分たちの基本理念があって、その基本理念を達成することに全精力を傾け、集中している。』という内容と、

ヒロさん自身も以前から学び続けているTOC(Theory Of Constraints)という経営理論が提唱する「システムの制約に集中することが、そのシステムが成長しつづける鍵だ」という考えの、この二つは共通のことを言っているように見えるという。

つまり、それは「基本理念の維持が組織にとって最も難しい『制約』であり、そこに集中することが極めて重要だ。」ということであり、これをラスールジャパンに当てはめると、

「つながり」を各ラスールが実感を伴って体現し続けること、

ラスールジャパンは、その活動をサポートすることに集中することが、

ラスールジャパンが発展し、コネプラを広めていく上で、極めて重要なポイントであるということだ。

そのビジョンを共有するためのひとつの手段として、ヒロさんは、代表理事後の具体的なアクションとして、まず手始めにラスール同士の定期的な「お祝いの共感サークル」実施を計画している。

ZOOM等のビデオ通信を使えば、お互いの顔をみながら、繋がることができる。

そして、そこで、お互いのお祝い事に共感することでラスール同士の距離もグッと近くなり、コミュニティとしての親密感や仲間意識を高めることにもなる。

その「つながり」の中で、ヒロさんは、情熱や喜びから表現すること、

それによってつながることの素晴らしさを伝えたいと、繰り返し語っていた。

その情熱や喜びで相手と繋がったときの素晴らしさ、それこそがラスールとして、そして代表理事としてのヒロさんのパッションだ。

最後に、ヒロさんが大切にしているジム・マンスキー(NVCトレーナー)の言葉を紹介して、これからもラスールジャパンが、この「つながりのスキル」を一人でも多くの人に伝えていけるように、エールと祈りを捧げたいと思う。

“どうか私たちはひとつである、という意識で生きると確約してください

どうかあなたが話す言葉や書く言葉が、口を開く前、そして送信ボタンを押す前に、分離の考えや感情から共感的に清められているようにしてください。(正しい形があることを示唆しているのでは全くありません)

あなたが聞く全ての言葉が共感でフィルターされていて、あなたに聞こえるのは「お願い」と「ありがとう」だけでありますように。

どうか、全てのコミュニケーションが、非暴力と思いやりを生きるという私たちの共通の目的を表現していますように。

私たちが、このビジョンとミッションをいつどんなときも覚えていられますように。

そして自分自身がこの確約に関して、行動したこと(あるいはしないこと)を自分で評定できますように”  

(ジム・マンスキー)

※このジム・マンスキーからのメッセージは、マスターラスールであるきくちゆみに宛てられたメールにあったものを、きくちゆみさんが、ラスールにシェアしてくれたものの日本語訳を掲載しました。

ヒロさんのプロフィールはこちら
http://rasurjapan.com/rasur_kawata_hironari/

<ヒロさんの近日開催コース>

【大阪府・大阪市】
3月25日、26日 基礎コースパート3
詳細↓
https://www.reservestock.jp/events/327347

【滋賀県・草津市】
3月28日、4月3日 基礎コースパート1
詳細↓
https://www.reservestock.jp/events/328492

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