コネクション・プラクティスとは


  • コネクション・プラクティスとは
  • コネクション・プラクティスを使うと
  •  コネクション・プラクティスの成り立ち
  • コネクション・プラクティスの特徴
  • コネクション・プラクティスの歴史
  • 実践者の声
  • こんな人におススメです!

<コネクション・プラクティスとは>

コネクション・プラクティスは、ラスールファンデーションインターナショナルの創始者兼CEOのリタ・マリー・ジョンソンが開発し、このプラクティスを実践するラスールたちによって12年間に渡り改善された個人的および社会的成長のために共感と洞察を合体させたスキルです。

共感は感情とニーズに意識的につながることでもたらされ、洞察はハート/脳コヒーランスによって導かれます。共感と洞察の相乗効果によって、「関係性・感情の知性(SEI)」が最大限に高まり、レジリエンス(柔軟性、回復力)がもたらされ、能力が増します。

孤独、対立、格差、暴力、自殺、殺人、テロ、戦争…
今、社会には個人レベルから国際的なものまで様々な断絶があふれ、つながりが失われたたことによる弊害が日々報道されています。

企業、学校、地域、家族、自分の内面などを見渡してみた時にも、スムーズな意思疎通ができず、つながりの喪失を感じるような場面は、多々あるのではないでしょうか。

コネクション・プラクティスは、そんな現代社会に生きる私たち一人一人が、いつでも、どこでも、簡単につながりを取り戻し、互いの個性や人間関係を活かしながら、必要なものを共に満たす道を創造するための「つながりのスキル(技法)」です。

<コネクション・プラクティスを使うと>

このスキルを使うと、安らぎや希望の基盤となる「共感力」と「洞察力」が高まり、

  • 心が乱れても、1~2分で穏やかになる
  • 自分や相手への思いやりの気持ちが湧き上がる
  • 新しい視点が得られる
  • 個人の力がムダなく継続して高まる
  • レジリエンス(回復力、しなやかさ)が養われる

…といったことが起こり、これらの相乗効果によって、

  • ストレスの即解消
  • ネガティブな感情からの解放
  • 洞察の導き
  • 感情のバランス維持
  • 対立の創造的解決

…が可能になります。

これほどまでに様々な場面に“断絶”による弊害が広がってしまったのは、本来、生きていく上でもっとも大切な技能とも言えるこのような「つながりのスキル」が、親世代からも学校からも教えられてこなかったことにも要因があるかもしれません。

その意味でも、今こそコネクション・プラクティスが一人でも多くの人に伝わり、このスキルを活用する人々を通じて、社会に温かなつながりが取り戻されてゆくよう願っています。

<コネクション・プラクティスの成り立ち>

コネクション・プラクティスは、以下の2つのスキルをベースに成り立っています。

1.NVC (非暴力コミュニケーション)による「共感的コミュニケーション」

コネクション・プラクティスでは、NVCの4つの要素のうち、「感情」と「ニーズ(必要としていること)」を集中的に学び、恥や罪、責任を取る気持ちからではなく共感をベースに行動することを目指し、共感力を高めていきます。

2.ハートマス研究所の「クイック・コヒーランス・テクニック」

心臓に意識を集中し心臓と脳の働きを同期することで、脳の働きが最大限に活性化すると同時に、自律神経バランスと身体の諸機能が向上します。

この技法によって肯定的でリラックスした状態がもたらされると幸せや感謝、愛を感じる「オキシトシン」というホルモンが分泌され、

  • 洞察力が増す
  • 共感力が増す
  • 視野が広くなり、創造力が増す
  • 個人の力が無駄なく継続して高まる

…といったことが起こります。

上記の2つを学んだ後に行う”洞察を得る”テクニックでは、思いもよらなかった解決策や、ヒントを得ることができます。

心の声に意識を向ける「共感力」と、物事の本質を感知する「洞察力」が養われ、それらの相乗効果から自分と他者の両方を大切にした新しい解決策がもたらされ、人間関係が深まり、物事が創造的・効率的に進むようになるスキル。それが、「コネクション・プラクティス」です。

<コネクション・プラクティスの歴史>

●生まれは、軍隊をやめた国

「コネクション・プラクティス」は、2002年、中米のコスタリカ共和国で、軍隊を廃止したこの国に憧れて米国から移住し、国連平和大学で世界中の学生たちに平和教育を行っていた米国人女性、リタ・マリー・ジョンソンによって生み出されました。

●“融合”の相乗効果

2002年のある日、ふとしたひらめきから、当時実践していた「クイック・コヒーランス(ハートと脳を同期させ洞察力を高める手法)」に「NVC(Non Violent Communication=非暴力コミュニケーション)」で学んだ共感の技法を組合せてみたジョンソンは、自分自身の本質的な望みと深くつながり洞察を得る、パワフルな相乗効果を実感。希望と活力があふれ、「このやり方は、多くの人の助けになる」と確信します。

身近な人々にやり方を伝えて共に実践と研究を重ねながら、ジョンソンは、これを一つの新しい技法として本格的に次世代に伝えたいと考え、基盤となった2つの技法の創始者に理解と了承を得て「BePeaceプラクティス」と命名。小中学校の教師たち向けの講座を積極的に開き、授業に取り入れることを推奨しました。

●コスタリカ大統領からの賛同

やがて、そんな教育界での活動がグローバルな財団「アショカ・インターナショナル」に表彰され、それを機に、当時のコスタリカ大統領だったオスカル・アリアス・サンチェス氏(ノーベル平和賞受賞者)からの賛同も得て、公立学校でこの技法を伝えるプログラムの導入が決定。結果的に10万人を越える教師と生徒たちにこの技法が伝えられ、教育界から様々な分野に広まっていきました。

●コスタリカから、新天地へ

ジョンソンはその後、この技法を広める次のフィールドを母国の米国アメリカと決め、帰国。より多くの分野に広く伝えるため「コネクション・プラクティス」という名称に変え、『Completely Connected(完全につながる)』と題した著書を出版しました。

この本が米国の名誉ある「ノーチラスブック賞(心理学部門)」を受賞したことも後押しとなって米国での認知度も上がり、現在は米国各地を中心に、コスタリカや日本の認定講師たちとも密に連携しながら、子どもからお年寄りまで様々な立場の人々に、「コネクション・プラクティス」が伝わりつづけています。

●「ラスール」に込められた意味

「コネクション・プラクティス」を伝える組織名や認定トレーナーの呼び名として使われている「ラスール」とは、ジョンソンが感銘を受けたコスタリカの抒情詩に登場する、子どもたちに平和を生み出す方法を教える19歳の教師の名前で、Rasur Foundation International のシンボルマークともなっている、一本の親木の根から子木が生まれるコスタリカの樹木名でもあります。

抒情詩の中では、主人公のラスールがまず子どもたちに智慧を伝えることで、親たちへ、村じゅうへ、とその智慧が伝わり平和が広がっていくのですが、「コネクション・プラクティス」も同じように、最初に子どもたちに伝えられたことで学校が変化し、それが家庭や地域社会を通して、さまざまな年代や分野の人々に広まってきました。

詩の中では具体的に語られていなかった平和を生み出す智慧の一つが、今、「コネクション・プラクティス」を通じて、現実の世界にも広がりつづけています。

●“つながり”は、希望のはじまり

「コネクション・プラクティス」を直訳すると、「つながり」の「練習」「実践」。共感と洞察の相乗効果と、“コネクション=つながり”は、多くの対立や断絶に満ちた今を生きるすべての人にとって、希望の種となるキーワード。そんな想いのもと、全国のラスールたちが各地で講座を開いています。ぜひご参加ください。
(こちらに明記されていない情報や、講座開催のご希望については、ラスールジャパンのHPから、各地のラスールやラスール・ジャパン事務局まで、お気軽にお問合せください)

新しい出会いを、ラスール一同、楽しみにしております。