コロナ禍と呼ばれるようになり、半年が経過しました。
「新しい生活様式」の中で、それぞれに「新しい日常」を過ごされていることと思います。
1年に1度開催している、ラスールジャパンのシンポジウムも、今年はオンラインで開催する運びとなりました。
テーマは、
「ウィズコロナ時代のウェルビーイング~心の平安をいかに保ち、健康になるか~」
今回は、シンポジウムのオーガナイザーであり、パネリストでもあるラスールの高木輝秀さんにお話しをうかがいました。
コロナ禍のストレスで、
なんだか調子が優れない、疲れているという方は、必読です!
【ラスールインタビュー】高木輝秀さん
ラスールジャパン・シンポジウム開催!
「今、自分とつながり、健康になろう」
2019年7月のラスール認定コースでラスール(コネプラの認定コーチ)となった高木輝秀さんは、脳神経外科の専門医であり、愛知県岡崎市にある高木外科内科医院の院長でもあります。
めまいや頭痛などの不定愁訴、生活習慣病を訴える患者さんと日々接する中で、頭と体が離れてしまっている、頭で考え過ぎていてバランスがとれてない、そんな状態をなんとかしたいという思いを感じていました。
NLP(神経言語プログラミング)や気功なども以前に学び、外来で瞑想などを患者さんに紹介してもなかなか実践してもらえないこともあり、
「何か、短時間でできて効果的なものはないだろうか?」とネット検索していたところ、マスターラスールのくみくみ(川口久美子)のコネクション・プラクティスの(以下、コネプラ)記事が目にとまり、2018年の冬に同じくマスターラスールのきくちゆみが主催するコネプラの湯河原合宿コースに参加しました。
直感的に「これが、探していたものだ」と思い、そこから多忙な診療時間の合間を縫うようにオンライン講座などでNVCなどの学びも重ね、ラスールを目指したのだと言います。
日々の診療でも、時間の許す限り、必要と思われる患者さんには、コヒーランスを紹介し、また、高木外科内科医院のホームページでコネプラを紹介するなど、医療の現場でも、積極的にコネプラを伝えている高木さん。
これまでに、主に三大療法以外の統合医療によるガン治療、病気の根本治療、アンチエイジングなどを専門にする30人ほどの医療関係者が集まる場でコヒーランスを紹介したこともあるのだそうです。
ガンは、保険診療内の三大療法と言われる手術、抗ガン剤治療、放射線治療以外のアプローチへの注目も高まっている分野で、免疫力とも関連する自律神経を整えるコヒーランスについても「是非、導入したい」という積極的な反応があったのだと言います。
■高木さんがクイックコヒーランスを伝える動画
Facebookページ「高木輝秀」より
https://www.facebook.com/drteruhidetakagi/

「人間の身体は、常に治そう、治そうという方向に働いている」という高木さん。
ガン細胞も最初は、身体の中の“余分なもの”を処理するために出来るのだと教えてくださいました。
その“余分なもの”が、もちろん、添加物や化学物質など体内に取り込んでしまったものであることもあるし、自分自身の考え方など、心の状態によることもあるとのこと。
また、今年に入ってからは、このコロナ禍で、ライススタイルの変化により、ストレスを抱え、自律神経が影響を受けている人が多いとのこと。
「ウィズコロナと言われる状況は、まだ、しばらく続きそうです。
その中で、自分の健康状態のベースラインを高めておくことが大切であり、その鍵となるのが、
ホメオスタシス(生態恒常性:環境が変化しても体の状態を一定に保とうとする働きのこと)を司る自律神経系です。
その自律神経を整えるのに、コヒーランスがとても役に立つ」と高木さんは言います。
今回、9月27日(日曜日)にオンラインで開催するシンポジウムでは、医療関係者から一般の方まで、広く役立てられる内容にして届けたいと準備を進めているとのこと。
マスターラスールでありハートマス研究所の認定トレーナーである森田玄と共に、健やかさを維持するための様々な実例やその効果などを、医学的な見地もふまえながら伝えます。
「健やかさがすべてのベース、健やかさがあれば、自分の中で平穏が築ける」と言う高木さんは、医師として、これまで、多くの人の病と向き合ってきた経験から、人間の身体がいかに心の影響を受けているかということを教えてくださいました。
その人の考え方や世界観、それまで育ってきた環境、受けてきた教育、日本で育ったという背景まで、様々なものが身体の状態に影響を与え、また、身体の状態が心のコンディションにも相互に影響しているということ。
「そのバランスを整えるのに、コヒーランスなどで、“自分に立ち返る”ことがこれからの時代には必ず必要になってきます。
今こそ、“心の平安が健康を保つ”ということをひとりでも多くの人に伝えていきたい」と、このシンポジウムにかける思いを語ってくださいました。
シンポジウムの詳細は、下記のとおり。録画配信もあるので、オンタイムで参加できない方も、是非お申込みください。
体験型のワークショップ「コネプラエクスペリエンス」や、身体で感じていただけるダンス、ラスールが創作した歌のコーナーもあるので、お楽しみに!

【概 要】
日 時:9月27日(日)
時 間:13:00-16:50
参加費:3,000円
*当日都合が参加できない方のために、録画配信もします。
(視聴リンク送付後30日間有効)
■第一部■
医療分野へのコヒーランスの可能性
パネリスト:高木輝秀
コヒーランスとセルフケア(体験談)
パネリスト:森田玄
*第一部は、講演後質疑応答の時間をとります。
■第二部■
コネプラエクスペリエンス
コヒーダンス発表
毎朝のデイリーコヒーランスの後に行われているダンスチームからダンスを披露してもらいます。
コネプラソング発表