【ラスールインタビュー】今北かよさん 久野恭子さん

こんにちは。メルマガチームの真由美です。
久しぶりにラスールインタビューをお届けします。

この度、お話しを伺ったのは、今年の1月にラスールになった今北かよさんと、久野恭子さん、埼玉県など関東を中心に活動されているお二人です。
バックグラウンドも個性もまったく違うおふたりが、一緒に講座を開催したら…。
そのスキルやメソッドだけでなく、講座を通じて生まれる素晴らしい出会いや、つながりを感じるたびに「コネプラってやっぱりいいな」と思うおふたりのインタビューでした。
「現状で手一杯、なかなか次の一歩が動きだせない」と感じている方は、是非読んでみてください。


なんでもひとりで抱え込まなくていい

「ありがとう」「本当に信頼している」という言葉が何度となく溢れるようにこぼれ出てきたふたりのインタビュー。
あたたかな空気感が「どんな自分でも大丈夫だよ」と語りかけてくれるような時間でした。

今回、お話をうかがった今北かよさん(以下、今ちゃん)と久野恭子さん(以下、恭子さん)の出会いは、それぞれがラスールを目指そうと決意し、参加したファシリテータートレーニングだったと言います。(ラスール認定コースを受講する前に、基礎コース1~3でファシリテーターとして参加する必要があります。ファシリテータートレーニングは、その準備のための講座です)

コネクション・プラクティス(以下、コネプラ)を受講するまでは、自身の子育てに自信を持てず、夫婦喧嘩にも悩み、苦しかったと言う今ちゃん。
母親学級や心理学など様々な講座も受けてきましたが、コネプラのワークが、一番シンプルで、自分の心のざわざわが落ち着き、すぐに家族関係の変化も感じたのだと言います。ラスールを目指すことになったのは、同時期に基礎コースを受講していた方が次のステップに進むことを知り、それに触発されたかのように「私もただの受講生ではなく、アウトプットする側になりたい。子育てに悩んでいるお母さんたちに知ってもらいたい、私のように遠回りせずに…」という気持ちが湧いてきたから。それでも、「自分にできるのか?」「事務作業や裏方は好きで得意だけれど、人前で話すのなんて無理」という心の声が、ラスールを目指して練習を始めた最初のうちは消えなかったのだといいます。

一方、恭子さんは、先天性の障がいを持つ娘さんのパニックと向き合いながら、娘さんが幸せに、安心・安全に生きていけるようにという思いから、NPOの立ち上げ・運営や、様々なセラピーなどを学び実践してきました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、娘さんの会社の環境が変化、そのことが原因で娘さんはパニックになり引きこもり、恭子さん自身も体調が悪化、起き上がることもできない状態になっていたのだそうです。

そんな中、友人の紹介で、コネプラのオンライン講座を受け、そこで起きる変化の早さ、シンプルさ、本物さに圧倒された恭子さん。
早速、娘さんと試してみたところ、十数年もパニックを起こすと、会話もままならない状態だった娘さんが、自分の感情とニーズにつながり、心的余裕が生まれ、自然に気持ちが切り替わっていくのを目の当たりにし、その一瞬の変化に「すごい!奇跡だ」「私も、ラスールの皆さんのように常に共感できる在り様を目指さなければ、彼女と人生を一緒に生きていけない」「ラスールになることが生きていくこと。彼女とやっていくためのゴール」だと、必死の思いで、ぐしゃぐしゃになっていたふたりの関係性といっぱいいっぱいな日常の中から奮起し、練習会やラスールを目指す受講生へのメンター制度を利用し、学びと癒しを同時に進めていったのだそうです。

そんなふたりが、ファシリテータートレーニングで出会い、同時期にラスール認定コースを受けるということで、一緒に朝練などの練習を始め、認定コース前のプチ合宿などをしながら、お互いの学びと癒しの場を数多く経験していきました。その過程で、ふたりは、まったく個性や得意・不得意のジャンルが違うけれど、「本物さ」「誠実さ」といった大事にしているものがとても似ていて、お互いに信頼できる相手だと感じたのだといいます。講座の開催にあたって、申し込みページの作成から、当日のスケジュール作成なども含めて、きめ細やかな対応で準備をする今ちゃん。講座の企画、集客、前進させる力、その場の咄嗟の対応等で、場を持つ力を与える恭子さん。
1月のラスール認定コース終了後、早速2月から基礎コースパート1を実施し、早くも7月の時点で、4回の「基礎コース(パート1)」と1回の「基礎コース(パート2)」を開催。再受講をしてくれた受講生にも、ふたりの講座の充実ぶりやプラスの変化が伝わり、互いの成長を感じているふたり。
ラスールがふたりいること、信頼し合うふたりが作り出す安心・安全の場のもたらす効果は、絶大だと言えるでしょう。

▲コネプラを伝える今ちゃん

今ちゃんが、コネプラを学び伝える日々の中で体験した、思春期の息子さんとの関係改善のエピソード。息子さんとの「お姫様抱っこ」の話や、「ママと僕はカップルに見えるかもね」なんていう会話について。
また、これまで「悪い母親」としての自分が映っているかもしれないという理由で観られなかった息子さんの幼少期のビデオを観られるようになった話。
実は、ご主人もコネプラを一緒に受講して、今ちゃんがラスールを目指す過程で常に練習相手として伴走し、夫婦仲が深まったという話。(ご主人もラスールを目指したいと希望されているとのこと)
また、恭子さんが、娘さんと一緒にコネプラを実践する中で起こった、娘さんの自立や成長を感じさせるエピソードの数々など。
実際には、おふたりから聞いていただきたいので、ここで詳細は割愛しますが、子育て中の方や、子どもに関わる方、子育て支援や親支援に取り組む方にも、ぜひ聞いていただきたいと思うふたりのエピソードが、講座に彩りと深みをプラスします。

子育てに関する悩みや問題を解決するためには、子どもに必死にアプローチをする前に、まずは、親が癒されることが大切だという今ちゃんと恭子さんは、そんな親のために共感カフェ「倶楽部ジャッカル」を他の2名のラスールとともに、オンラインで開催しています。子育てにくたびれてヘトヘトになったとき、どうするべきか、何をしたらいいか、情報を探したり、手法を探したり…。そんな中、なかなか自分ひとりでは気が付けないのは「誰かに聞いてもらう」ということの大切さです。ただただ、嘆きを共感的に聴いてもらえる場所、時にはジャッカルのように吠える場所、そして自分自身とつながる場所が「倶楽部ジャッカル」です。「倶楽部ジャッカル」は、コネプラの基礎コースを受けていない方でも、気軽に参加できる場となっています。
後述、ご案内の記載がございます。

▲基礎コース(パート2)「つながりの道」を歩いた受講生とハグをする恭子さん

コネプラでは、ラスール認定コースを目指す受講生に、先輩ラスールや、メンターが付きワークのサポートをし、ラスール認定コースまで伴走しています。
「本当にたくさんの人にお世話になっている。先輩ラスールには、凄い人がいっぱい、みんなも個人セッションでもいいから受けてみてと世界中の人に言いたい!」と語気を強める恭子さん。

また、ラスールを目指す受講生同士の交流や練習会なども自主的に行われています。
「自分の練習のためと思って朝練を引き継いだけど、結果として、苦手意識のあった喋る場をホールドするということに苦手意識がなくなった」と振り返る今ちゃん。
そんなふたりが目指すのは、自分たちの講座から、「ラスールを目指す人が出てくること」だといいます。きっと、その時は、あたたかなハートと、とびっきりのサポートでその人の成長を見守ってくれるでしょう。そして、そんな日は、そう遠くない未来に訪れるのでは…。と、ふたりの様子をみていると感じるのでした。

「なんでもひとりで抱え込まなくていい」そんなメッセージを、その在り方から感じさせてくれるふたり。コネプラは学び始めたときから、共感してくれる相手がいる、ひとりだけの学びではなくなります。必然的に生まれる出会いとつながりがコネプラの基礎コースでは体験してもらえるはずです。
この秋には、今ちゃん、恭子さんの「基礎コースパート1」が再び開催されます。これからコネプラを始めたいと思っている方、とりあえず体験してみたいという方も、ぜひ、今ちゃん、恭子さん、ふたりのラスールからコネプラを学び、あたたかな共感のシャワーを味わってみてください。

今回紹介したラス—ルが開催予定の講座

【参加受付中】基礎コースパート1

開催日:2022年9月17日(土)、20日(火) 
時間:10:00 ~17:00(2日間、合計12時間のコースです)
講師:久野恭子・今北かよ
開催場所:さいたま市北区 カマワハウス
詳細はこちら▶︎

「倶楽部ジャッカル」について

開催日:月3〜4回 不定期開催
8月24日(水)9月3日(土)6日(火)13(火)29日(木)
時間:原則、平日午前10:00〜11:30
開催場所:オンライン(Zoom)
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