代表理事からのご挨拶

あけましておめでとうございます。

昨年は、ほとんどの期間で新型コロナウイルスの感染拡大による影響が続き、みなさまご自身、あるいは身近な人が罹患されて大変な思いをされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

罹患された方々の一日も早い回復を祈っております。

さて、ラスールジャパンを取り巻く環境を見てみると、2021年はコネクション・プラクティスコア、さらには、リニューアルされた教育カリキュラム(旧教育課程)がスタートし、2020年からはじまったオンラインでの講座開催の流れが加速された一年だったように思います。

実は、新しい教育カリキュラムについては、その開始前は「大丈夫だろうか?」と少し心配な思いでいました。

ただ、教育カリキュラムに関わる人たちの生き生きとした様子を見聞きするにつれ、「まあ、なんとかなるかな」と少し安堵していました。

そして、気がつけば、子どもたちに教育カリキュラムを教えられる資格を取得した人の数があっという間に40名を超え、私の想像を遥かに超える拡がりを見せてくれました。

この嬉しい誤算は、「べき」「ねばならない」という思考からではなく、「子どもたちにコネクション・プラクティスの素晴らしさを伝えたい」という純粋な願いにつながり、内から湧き上がるものに沿って行動することによって生まれたパワーが想像を遥かに超えるものだったことを物語っているのではないでしょうか。

コネクション・プラクティスの講座の場で、私は参加者の方によくこんな問いかけをしています。

「相手にも事情があるから…。あのときは仕方がなかったから…。そんな言葉で、分別のある・聞き分けのいい人を演じて、自分の本音にフタをしていませんか?」と。

この2022年、自分の内にある純粋な願いとつながって、自分の心に正直になってみる、そんなことを通してみなさまの人生がより素晴らしいものになることを祈念して、年頭の挨拶といたします。

2022年1月 河田博成